7/11 日光湯川

flymankazu

2022年07月24日 17:24


今年に入って2回目の釣行
しかも小生の体調不良で2回のドタキャン
相棒に迷惑かけっぱなしです
ここ数日持病が出そうであまり良い体調ではないけど、、、

そんな中の今回の釣行先は日光湯川
相棒のKさんは先月来ていてブルック&バッジもゲット済み
小生1ヶ月遅れのブルック&バッジゲットなるか?
期待に胸膨らませて10時に就寝
少し興奮気味なのか、寝付きが悪かった

3時起床
介護中の愛犬に介護食を与え
自分の身支度を調え
目覚ましにノンアルコールビールを飲む

目的地は”道の駅みかも”
一応ググってみるた
圏央〜東北道経由で、距離65Km、所要時間63分
集合時間は5:00
今回は余裕を持たせ自宅を3:35に出発




圏央道インターまであと3Km辺りになると
ルートと予定到着時刻が5:20に変わってた
なんと夜間通行止めで圏央使えない
あっちゃ〜!
遅刻じゃん!
こうなるとグーグルの言いなりになるしか無く
初めて通る下道を攻めの走りで時間を縮め
なんと全行程が下道だったのに5:00ピッタリに到着

Kさんのパジェロミニに荷物を移しスタート
すぐに近況報告や釣りの話で盛り上がった
気がつくと日光宇都宮有料道路に入っていた
気持ちのいいストレートの道路が続き周りの木々もあさひを浴びでキレイにかがやいている
一日中曇り予報だったのに晴れてきた
いろは坂を登り切る頃には晴天になっていた

日光二荒山神社 中宮祠 の大鳥居をくぐり中禅寺湖畔をはしると少し神聖な気持ちになる
湖畔は釣り人も少なくひっそりとした感じがした
湖畔の道沿いには車2台しか無く、やはり落ち着いたみたいだ

6:30 赤沼茶屋到着
入漁証を購入し
今年もなんとかバッジをゲット
頻繁に熊が出没しているらしく、いつも以上に注意をしてくれとの事だった



今回のプランは湯滝からエントリーし
湯滝が空いていたらチャレンジ
その後は青木橋まで一気に下ってから釣り上って行く作戦

湯滝駐車場に到着してみるとなんと車は1台だけ
釣り支度を終えたフライマンが川へ向かうとこだった





釣り支度をしていると車が一台入ってきて隣に止めた
二人組のフライマンだった

トイレに行ったりなんやかんやしてる間に二人組に先をこされた
支度も終わり湯滝に向かう



展望台から見ると湯滝には誰もいない
木道階段の途中から降りて滝へ
セットしてきたフライはフェザントテイル
増水、濁りを想定しての選択だ



滝のすぐ右手前のポイントへキャスト
しつこく何度も何度も打ち込む
丹念に細かくポイントを流すが反応なし
下流に目をやるとKさんが合わせを入れた瞬間だった
竿が気持ち良さそうに弧を描いている
Kさんのロッドはフェンウィックのトリコトライコ
曲がりいいロッドだ!
ランディングしたのはブルックのようだ





Kさんに続けとばかり気合いを入れ直し
二つある滝壺の右側の滝壺を攻める
右から左へと細かく区切って何度もキャスト
全然反応が無い!

滝壺を諦めて少し下のチャラ瀨へ移動
何投目かキャストするといきなりマーカーが止まった
アタリだった
うまく合わせられた
ランディングしてみるとブルックじゃなかった
ホンマスなのかニジマスの子供なのかいずれにせよ少し残念だった
とりあえず"ボーズ"は回避したけど、、、






ポイントを移動する
湯滝レストハウスの裏にきた
川幅1mほどの用水路のようなところにキャスト
なんか反応あったような気がした
しつこくしつこく流してみる
一瞬マーカーが吸い込まれた
反射的に合わせをくれる
乗った!
茶色体色、黄色いお腹、白いヒレ先
待望のブルックだ
ランディング場所がない
下に走られると倒木の枝がありヤバそうだし 、 、、
強引に抜き上げることにした
抜き上げようとした時、魚がもがいた
ポトンと落ちた!
痛恨のランディングミス
このバラシが後を引きそうで嫌な感じになった
バラした魚はデカかった










プランでは青木橋まで一気に下りそこから湯滝まで釣り上るはずだったが、、、
小滝で少し遊んでみる
フェザントテールで何度か流したが反応無し
フライをブラックパラシュートにチェンジ
瀬脇の筋、滝の巻き、白泡と流したが無反応だった
ロッドにフライを引っ掛け下流へ移動

Kさんは木橋の下流を攻めていた
、、、が当たらななかったみたいだ
ここで相棒と合流

少しの間二人で下流へ移動
まあまあのポイント発見
「ここ居そうだな〜」
「そうだな!」
お互いに違うポイントの事を
Kさんは上のポイント
小生は下のポイントの事を、、、
Kさんが気を遣って上のポイントを譲ってくれた
Kさんは小生が思っていた下のポイントへ
手前からアップへ徐々にライン出しながら探っていく
全然反応が無い

その時
下へ入ったKさんが
「出たよ〜 ゴメンこっちだったね!」
と恐縮気味に言ってた
まあそんな事もあるあるって事




病み上がりで、体力がない軟弱者の小生は
「青木橋までは行けても帰りがキツイそうな気がするから
この少し下流から湯滝を目指して釣り上がることにするわ〜」
とKさんに伝えた
「大丈夫か? 体調悪いなら戻ろうか?」とKさん
Kさんの脳裏には以前のキャンプで死んでた小生の姿が浮かんでたんだと思う

「俺の事は気にせず下ってくれー」
少し戸惑った様子だったが
「じゃあ行ってみるわ〜 無理すんなよ!」
と言い残し下って行った

やっぱり体力が無いと集中力も無い!
倒木に腰掛け水分を摂り小休止
” ここ4日ほど一日1食しか摂っていないからな〜
それに少し頭も重くなってきたし、、、 ”
自分の体力、脚力の無さを実感していた

集中力を欠いてフライを木枝に引っ掛けてばっかり
ポイントには倒木が多いし
今の自分の状態だと時間もフライもロストしそうなので
安易に流せそうなポイントだけにキャストしていく
バンク脇の緩流帯にキャストした時
ふっとフライが消えた
合わせをくれる
乗った!ブルックだ!
引きを楽しみながらランディング
サイズは大したことないが嬉しい





場荒れしてないといいけどと思いながら
さっき出た1メートルほど上にキャスト
なんと一発で出た
先程と同じところにランディング
” 釣れる時はこんなもんだ〜 “

連発で満足したので未練を残さず湯滝に戻ることにした
ポットンと落としたところに未練タラタラだったし!



結局バラしたポイントまで戻ってきた
誰も入ってないので流してみる
何度も何度も流す
少し魚らしい影が見えたが出ない
ヤッパリダメか〜!
潔く諦めて湯滝の方へ移動した

湯滝下流の木橋の手前に立ち
3〜4m先のチャラ瀬にキャスト
2~3投で出た
慎重にランディング
イワナっぽいブルックだった
エラに損傷が痛々しく少し心が痛んだ

” むやみに食いつくとケガが増えるよ〜
慎重に選んで食いつきな〜 ”
とささやきながらリリース

木道の橋から観ていた人が
「何が釣れたんですか?」
「ブルックトラウトという川鱒です」
「へ〜 そうなんですか!頑張ってください」
「ありがとうございます」
湯川あるあるのやり取り



橋の少し下の倒木が形成する2mに満たないトライアングルのポイントを狙ってみる
フライを打ち込むのも流すのも難しいポイント
上手く打ち込めて流せたとしてもピックアップで木にかける
そこでフライをブラックカディスに換えてフラッタリングさせて誘う事にした
聞こえはいいが実際はチョンチョン釣りだ!
何度も何度も川面をフラッタリングさせていると
魚の影がフライの直ぐ下にみえた
ドキドキしながら観ていると
ガバッと出た〜 喰いそこなった!
食いついたと同時にフライが跳ねてしまった
諦めずに何度も流すが出てこない

流すコースを少し奥にしてみた
すると下からスッ〜と魚が上がってきた
フライの様子をうがっている
さっきのとは違う魚だ
結局見切られたみたいで姿を消した
魚が見えると焦ってしまう悪い癖がラインを通して魚に伝わるのかも、、、

緊張が解けると頭痛と胃部不快を感じた
それなりに集中していて感じていなかったのかも?!
持病の憩室がイタズラしだしたらしいのでここで終了することにした





湯滝を見ながら鎮痛薬をのんでボーッとしていた
少しするとKさんが現れ
「湯滝で尺っぽいのが2本出たよ〜 しかもドライで!」
「写真見せてよ〜 お〜いいね〜 」



お腹パンパンの見事なブルックだった
小生も釣りたかったな〜

湯滝からのエントリーもいいけど
赤沼橋からのほうが好きだな〜

静寂の中に鳥のさえずりしか聞こえない
川のせせらぐ音すらしないそんなチョークストリーム
開けた川で、唯一無二の景色を観ながら
倒木やバンク際にドライフライを打ち込む
そんな釣りが大好きである
木道が治ったら赤沼からエントリーしたいと思っている

今回の釣行もKさんに気を遣わせてばかりで申し訳なかったです
お世話になりました〜
次回もよろしく 

釣果:ブルックトラウト3尾
   その他1尾

ロッド : マリエットフリーストーンパッカー#4
リール : ハーディ マーキス#4





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