8/8 神流川釣行
1ヶ月ぶりの釣行
相棒Kさんが5時に迎えに来てくれてスタート
いつものように近況報告から始まり本日の釣りについてまで
車内での会話が弾み気がつくとインターを下りていた
一般道を走ること30分いつものセブンイレブンで車を止める
飲み物と食料を調達
朝飯はクロワッサンとカフェオレ
昼食用はカリカリ梅、鶏五目、鱒寿しと濃いお茶
車を走らせで朝食を食す
神流湖にさしかかった頃にはピーカン
湖面に陽が反射し美しい
写真に収めたかったがカメラが手元になくて撮れなかった
川沿いの景色を味わいながら期待で胸も膨らむ
恐竜博物館、道の駅、味噌工場を過ぎトンネルを抜けると
C&R区間最下流が見えて来た
川の駅到着
漁協事務所は開いていいないので “ 釣り券くん” で購入
、
駐車場で釣り支度を調え釣場へ向かう
少し下流へ戻って支流へ入ることにした
目的の支流に到着
川幅が狭く2人で入るには厳しそう
地図を見て再検討
しおじの湯あたりの枝沢を目指す
中ノ沢C&R区間より上流部を偵察してみた
谷が深く入渓がかなり難しいので諦める
結局C&R区間の下に入ることにした
Kさんと入渓点を探す
金属のハシゴが掛かったところがあり入渓
Kさんはさらに下から入渓するようだ
最初のフライはブラックナットパラシュート#14
渓相は良い! 出そうなあ気がする
一つ二つ三つとポイントをこなして行くが反応が無い
次のポイントへ移動しようと動くと
スッと黒い影が走った
魚影だっ! やっぱり居るんだ!
解禁から5ヶ月イジメられ学習したのだろう
残ってるやつはスレッカラシで凄くシビアだ
フライのサイズを#16にしてみた
フォルスキャストに注意してソフトに落とし
ドラグがかからないようにメンディング
出た! 合わせる
魚は後ろへ吹っ飛んでった〜
ピックアップが強過ぎた
バシャッと出られるとビックリ合わせをしてしまう
何年やってるんだろ〜自分でも呆れる
魚は失神してピクピクしてる
“ ゴメンね〜下手くそに釣られるとこうなるよ〜 ”
とりあえずボウズは回避したもののスッキリしない
フライを整えドライシェイクをしていると
Kさんが追いついて来て
「出た?」
「出たけどこんなチビが吹っ飛んでったよ」
「こっちも出たけど型は良くないよ〜 移動しよか〜」
「そうするか」
「少し型の良いのが釣りたいから川の駅行くか」
「それでもいいけど予約とか別途料金かかるんじゃないの?」
「大丈夫だと思うよ〜」
「とりあえず行ってみて事務所で訊いてみるか」
そんなやりとりをして川の駅へ戻る事にした
再び川の駅へ戻ってきた
漁協事務所にて詳細を確認
C&R区間に入ることにした
川の駅下あたりに立ってみると
4月に来た時と渓相が変わっていた
魚の隠れ場所が減ったように思える
まずはここからスタート
Kさんは少し上流に入った
強烈な日差しが肌を差す
ポイントは大石周りと沈み石
木立も無く魚の隠れ場も少ない
ブラックナットパラシュートをここと思う場所に打ち込む
何度も何度も打ち込むが反応が無い
お魚は底に貼り付いていて水面には興味が無いと判断
ルースニングに変更
フライはハードシェルアント
反応が無いまま少したった頃
突然マーカーに反応があった
なんとピンクの発砲マーカーにアタックしてきた
” マジか〜 "
再度流して出るかどうか分からないけど
フライをフォームビートルに換えてみる
するとフライの真下まで見に来たが出なかった
ドラグのせいなのか
フライのせいなのか
いずれにせよ見切られた!
その後もビートルを試したが反応は無かった
後ろから声がした
Kさんだった
「出た?」
「ダメだね!マーカーに出たけどね」
「上流ででたよ!」
「そうなんだ〜」
「車に戻って昼飯にするわ」
「了解!」
ここでまだ釣れてない小生は
1匹釣ってからの思いが強く
なかなか休憩に行く気にはなれず
次のポイントへ向かってしまった
Kさんゴメンなさい
吊り橋の上流部にきた
ここからは渓流味が増し好みの渓相になる
フライをブラックナットパラシュート#14に戻した
すると直ぐに出た!
20cmのニジマス
“ このぐらいの小場所だと
サイズ的にはこのぐらいかもね〜 “
と自分を納得させ次のポイントへ
また同じサイズのニジマスが出たが
ヤマメがなかなか出てくれない
そんな思いが届いたのかやっとヤマメが出てくれた
サイズは15cmほどだった
そんな時に電話が鳴った
Kさんからだった
「飯食い終わったから今から下流に入るわ〜」
「了解〜」
堰堤まで釣りたいのでスピードアップ
ドンドン打ち込みながら釣り上る
堰堤が見えだしたあたりに来た時長い竿が見えた
直ぐ上に餌釣りの人影があった
“ 残念だけどここまでにするか
釣り人に声かけて堰堤入るか? ”
やはりここで前半戦を終了する事にした
駐車場に戻る道すがら
喉の渇きと空腹を感じた
釣りをしている間は集中していて気付かない
釣り場が見下ろせるベンチに陣取った
帽子、ベスト、ヒップバッグを脱いでやっとリラックス
喉の渇きを潤しおにぎりをいただく
お腹が満たされると適度な疲労感と寝不足でボーッとする
とても気持ちが良い時間である
そんな時間が突然壊された!
何と100名弱ほどの地元の中学生達が私の隣から下の階段ベンチに
整列しお弁当をたべるらしい
” まいった〜 "
中学生達はべちゃくちゃとおしゃべりが止まらない!
せっかくの昼休憩が台無し
中学生が食べていたお弁当が
けっこう立派な焼き肉弁当でビックリ
最近の中坊は凄いな
飽食の時代
生意気になるはずだな!
おじさんは心の中でつぶやきながら
急ぎ帽子を深めに被り、ベストを着てヒップバッグを付け、ロッドを片手にいそいそと退散するしかなかった
遅れをとったが今からKさんの居る下流に向かう
途中の街道を歩きながら下流に目をやりKさんを探すが見あたらない
少し振り向きかげんに上流を見るとKさんを発見
思っていたのよりかなり上にいた
思わず電話をかけた
「あれ〜随分上にいるな?」
「もっとしたから入ってるかとおもったよ〜
俺はもっと下から入るね〜!」
「了解」
C&R区間最下流部の少し上から入渓
空にはやばい雲があった
釣りを始めると直ぐにチビニジマスが顔を出した
午後の部は期待できそうだ!
次のポイントに移動しようと思った瞬間
足下が滑った 左肩から見事に沈
半身ビシャビシャ
この辺りの石はヌルがついていて滑るのを忘れていた
川の駅舎から下流は排水が入っているからなのかヌルが多い
速乾のTシャツを重ね着していたので、一枚脱いで乾かすか?とも思ったが、、、
面倒臭いので止めた
すると大粒の雨粒がおちてきた
やっぱり降り出した
Tシャツ脱がなくて正解
どうせ濡れてるしと思い釣りを続ける
雨の降り始めは魚が勘違いをするのか
表層がざわざわしだして気になるのか
ドライへの反応がよくなることがまれにある
そのまれにある事が起きた
雨は10分ほどで上がった
その間に2匹のニジマスが出てくれた
サイズは15〜18cmぐらい
ヤマメは出てはくれなかった
底石の多い瀬を流す
速い流れの横に少しだけ遅い筋がある
そこを狙ってキャスト
水中から魚体を露わに弧を描いてジャンプ
合わせをくれる
魚が20cmに満たないので乗ったが
この出方の時はよく合わせ切れをしてしまう
魚が勢いよく出てそれに驚いてビックリ合わせ
このパターンは切れる!
特に小生は!!
下手くその証である
この出方で釣れたのは何十年も味わってない
湯桧曽川のイワナで一度あっただけだと記憶している
次も同じような瀬を狙うが速い流れが手前にある
フライの下に魚らしき影が動いたが出なかった
こんどは慎重にキャストしすぐにメンディングする
今度は吸い込まれるようにフライが消えた
ブラックナットを完全に飲み込んだ20cm弱のニジマスだった
出るのは同じようなサイズのニジマスばかり
おそらく近々に放流されたニジマス達なんだろう
出るパターンが分かったので同じようなポイントを選んで流して行く
するとフライがスッと消えた
軽く合わせをくれる
乗った!
けっこうな引きだ
ロッドが今日一で曲がっている
魚体が見えたヤマメだ!
下流に走ろうとするのを堪えながら下流に周りこむ
落ち着いて取り込み先を定めて無事にランディング
25cm程のヤマメだった
しばし眺めてからリリースした
その後はスピードアップで釣り上がる
中流部では数回反応はあったが釣ることは出来なかった
結局反応も無くなった
時計を見ると4時
ここで納竿
Kさんと合流
Kさんハコスチを掛けたけどダメだったらしい
今日の釣果を話しながら駐車場に戻る
階段を一歩一歩上る度に息が上がり疲れを感じる
体調は前回よりは全然マシだった
相棒Kさん、そして神流川
今日一日ありがとう!
<釣果>
中ノ沢 ヤマメ1尾
川の駅 中流0尾
上流3尾(ニジマス2、ヤマメ1)
下流6尾(ニジマス5、ヤマメ1)
<システム>
ロッド:ORVIS ROCKY MOUNTAIN 7.5f #3
リール:HARDY MARQUIS #2/3
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