スローなフライライフ

6/2湯川釣行
いつもの様に５時に相棒と落ち合い湯川へむかう
会話も弾み　たのしいドライブ
あっという間にシンボルの鳥居



中善寺湖は穏やか、、、、
「前回よりも立ち込むフライマンの数も減ったかな？」
「ちょっと少ない気もするね〜」
「ドラブラの人きてるかな〜？」
「今が良い時期だから来てるんじゃない！」
そんな会話をしていると直ぐに竜頭の滝を通過
6:30 赤沼茶屋に到着









7:00 赤沼橋上からスタート
季節も進んでズミの花が咲いている
毎年ずみの時期は良い思いをしている、、、
で今回はドライフライに期待大

結んだフライはブラックパラシュート#16
川に立ち込んでアップキャストで釣り上る
最高の景色の中での川鱒釣り





早速いつものポイントからスタート
ハッチはあるがライズはない
ドライフライへの反応もなく、
魚影も見えないまま暫く川の中を釣りながら移動
するとウェーダーの右足に異状を感知
浸水してる～ 冷たい!
前回も漏れてはいたけど、、、
これは重症 ヤバイ‼️
ウェーダーの中なので水が引かない
溜まるのみ 気持ちが悪い
冷たすぎて集中出来ない
先が思いやられる

出ない フライ交換 冷たい 移動
出ない フライ交換 冷たい 移動
を何度も繰り返す


photo by Kさん













赤土手から XX XX XX をやるも魚影なし
ヤツモモウラからワープ
谷地坊主まで来た

川に出るとフライマン2人
どやらライズを狙っているようだ
水分補給を兼ねて暫く観察
かなり小さなフライを使ってる
ライズはあるがフライは喰わないみたいだ!

暫くすると2人とも上流へ移動して行った
下にライズを見つけたのでダウンキャストで送り込む
2度3度と投入するが出ない!
でもライズは止まない
「何食ってんだ〜？」




馬鹿にするかの様にフライの真横でもライズする
カッと頭に血がのぼる
フライサイズをダウンして再度試すが出ない
フライを#20グリフィスナットに、、、、
見に出て見切られた！ダメだ！
#15ハードシェルアントを何度か流してみる
やはりダメだった
このポイントは諦めて2人組がやってた上のポイントへ
何投目かで出た！ 出るは出たが何とマーカーに！
慌ててフライをＶ字 ウィングフォームアントパラシュート#11に
一発で出た〜!
やっとブルックに会えた〜
ドライはやっぱり格別に気持ちが良い
そして先行者2人が逃したポイントで釣ったのも、、、
この時期にこんなに苦労するとは想定外だったけど
とりあえずつれて一安心❗️
ブルック君に感謝 ‼️
そして一応2人組にも感謝







一匹釣れた事で落ち着いたのか、急にKさんの事が気になった、、、
「きっとイッパイ釣ってるだろうなぁ」そう思うと
「青木橋までシッカリやろう」という思いが湧いてきた
そんな事を思っていると、、、
電話がブルブルと震えた
Kさんからだった 以心伝心!
「今どこ？」
「恐らく青木橋下流100mぐらいだと思う」
「了解、そっちの方に行くわ！」
「青木橋に向かって行きま〜す」
青木橋下流50mぐらいのところでKさんを確認
木道で合流できた
「出た〜？」
「7匹ね~！」
「いいな〜 こっちはやっと１匹」
「全部ハードシェルだよ！最強だね〜」
「沈めてもダメおでマーカーに出たからダメもとで
V字ウィングでやっとだよ」

「飯にしない？」
「そうだね、木道のベンチでズミ見ながら食べよう」
木道を先に立って歩く
振り返って見ると、、、
Kさん脚が重そうだ
小生は右足が浸かってて冷えてる！

木道のベンチに到着
ここは、何年か前にズミの花を観ながら昼食を採った場所
今回は季節の移ろいが早くなってるようで葉桜ならぬ葉ズミ状態
少し残念だけど、、、
昼食を摂りながら釣果報告
Kさんの写真を拝見
ナイスなブルック！
写真もグッド！


photo by Kさん

photo by Kさん

お腹も膨れたし午後の部突入
「どうする？」
「時間決めてやるか〜」
「そうだね！」
「３時に赤土手辺りとかで会おうか！」
「了解」
「俺はいつものポイント行くわ！」
「じゃあそこえ行こう」
2人で向かったそのポイントは
何度か小生の窮地を救ってくれた場所
到着後、ティペットを新しくし
結んだフライはやはりV字ウィング❗️
キャストを開始すると、すぐに
「先に下流へ戻ってやってるわ〜」
と言い残してKさんは森に消えていった




photo by Kさん

川幅を4ブロックに分けてキャストしていく
2ブロック目でアタリ
20cmほどのブルックだった！
3ブロック目でも同じようなブルックが出た
今まで苦労していたのが嘘のように、、簡単に、、、
今回も救われた〜！
やっぱり小生にとってこの場所は特別だった！












これで気持ちが晴れた
次に目指すは青木橋の上流100m辺り？
藪をかき分けやっと川辺へ
何故か魚が釣れる気がしない
思った通りダメだった！
対岸に上がり青木橋に近ずいて行くと
定番ポイントでお食事中のカップルが
しかもスマホで音楽かけながら、、、？
いい歳のフライマン＆フライウーマンなのに？？
ここに来たら自然界の音を味わううんじゃないの〜
非日常をさ！
小生の非日常をブチ壊された思いがしたので直ぐに移動
青木橋上での思惑が外れたので思い切って下流へ向かうことにした


木道からポイントを伺いながら気になるポイントだけに竿を出す
２～3箇所やってみたが反応なし
更にポイントを探しながら下っていると
倒木の下から上に出たり入ったりしているブルックを発見
早速キャストしてみる
出て来たが、軽く見切られた
V字を諦めフライを変更
ここからフライローテ地獄にはまっていく
ドライのサイズやらパターンをひと通りチェンジ
その後はハードシェルアントからニンフへ
そんなこんな悪戦苦闘していると背後から
「どう出た？」と Kさんだった
「何とか2匹ね〜 例の場所で！」
「こっちは午後からはダメだ！
足が痛くてもっと下のベンチで休んでたよ」
「そうなんだ〜」
「もうちょい下流にBRさん、nmさん、HYCさんがやってたよ」
「へ〜 インスタの面々が揃ってるんだ〜」
「BRさんとちょっと話したけど
今年の湯川下流部はおかしいって言ってたわ！」
「そうなんだ〜 俺もあとで挨拶しよっと！」

そんなやりとりをした後
Kさん10m程下のポイントに竿を出した
すぐに水音が、、、
目をやるとKさんの竿がしなってる
簡単にブルックを釣られてしまった
さすが！！！
Kさんプレゼンテーションのタッチやわらかいからな〜！
Kさん「先に上がるね〜」と言ひ残し下流へ

小生はその後ウェイト入りのニンフでトラブル連発
ティペットを付け替えフライを結ぶ気力が失せて、、、
しゅ〜りょ〜
赤土手〜赤沼橋間でインスタの面々を発見
HYCさんの釣りを観ながらBRさん、nmさんは会話中！

挨拶をしたかったけど、割り込むのも悪いので
今回は失礼してしまいました〜

Kさんは足が痛くなって、、、
小生は右足に浸水
足に災難が降りかかった釣行だった！

お天気に恵まれ
ズミの花咲く湯川で
良き相棒と釣りが出来て
ブルックにも会えて
幸せな1日になりました！

ロッド：ORVIS ROCKY MOUNTAIN 7.5f #3
リール：HARDY　MARQUIS　＃2/3